POWER PUSH MOVIE

唱えよ、春 静か(XIII)

DAISY LOO - フェニックス

【 WET 】 r h i v s

【インタビュー】ハグレヤギ、新作「僕と、彼女のバケイション」表層的だけども表層的ではない意味のあるポップス

日本最大級のインディーズ音楽情報サイト SOUND POOL

2014.09.21 15:41

ハグレヤギ アー写

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月17日にNEW 2nd EP 「僕と、彼女のバケイション」をリリースしたハグレヤギ。
SOUND POOLは、ハグレヤギ Vo,G 山脇紘資さんにインタビューを実施。制作秘話を含め、語ってもらった。

 
——9月17日に2nd EP「僕と、彼女のバケイション」がリリースされましたが、どんな作品に仕上がりましたか?

僕自身は絵描きでもあるのですが初めて今回ジャケットに自身の作品を使用しました。
文字通り僕と彼女についての物語集みたいな作品で、曲、歌詞、ジャケット全てが連動しています。
9/17にYOUTUBEで公開された「アパート」ではジャケットに使用した絵画が出来るまでの彼氏と彼女のアパートでのストーリーを撮影しました。とにかく泣けます。僕も観て泣いてしまいました(笑)。
特に彼女役の女の子の演技が凄い。今回のミニアルバムのメインテーマでもある”愛”を彼女は目線一つで表現してくれました。
誰しもが一度は経験した事のある出来事や心境、現在の境遇とリンクするようなある意味聴き手との距離感が近い親密な作品になったと思います。

 

——「僕と、彼女のバケイション」を、このタイミングで発表しようと決めた経緯などがあれば、教えてください。

今のハグレヤギのノリと勢いをこの4曲が一番表現できると思ったんですよ。

 

——今回、曲作りの上で拘った点などがあれば教えて下さい。

アパートとバケイションは基本的にアレンジが同じアプローチで作ったのですが全く両極の作品になりました。
簡単に言うとアパートは物語(歌詞)の為の楽曲(アレンジ)、バケイションは 楽曲の為の物語。
アプローチは同じでも出発点や目的がまるで違うんです。そこが僕は凄く気に入っていて良くこの2曲を例にあげます。
聴いてもらうとこれは本当に良くわかると思いますよ。当たり前ですがどちらも素晴らしい曲です。

 

——では、作詞の上で意識した点などはありますか?

全体的に自分の感情よりも第三者のストーリーを描こうと考えました。
その世界のなかに自分の想いやメッセージを隠すくらいがちょうど良いんです。
特にアパートは彼氏と彼女の状況や心境、その想い全てをわかりやすい言葉と物語で描写出来たとおもいます。
言葉一つ一つは分かりやすいのだけど、歌詞として全体で読むと非常に重要で切実な物語が提示されている。
あたりは軽やかだけども噛み締めるとめちゃくちゃ濃厚なんです。人によっちゃ苦かったり酸っぱかったりするかもしれない。
僕の親父世代の人からしたら懐かしい味なのかもしれない。
そんな”表層的だけども表層的ではない意味のあるポップス”そんなものをアパートでは表現したかったのです。

 

——「バケイション」のMusic Videoが公開されましたが、見所や、撮影秘話などあれば教えてください。

バケイションのMVはキュウソネコカミ等良く撮っている加藤マニさんにお願いしたのですがめちゃくちゃクールな仕上がりになってメンバー全員大興奮でした! 彼はとても気さくで人格者でありながら凄く変わっているんですよね。変人と言っても良いかもしれない(笑)
しかも名前がマニですよ? 撮影や編集のスキルもさることながら、キャラクター像だけとっても良く練られていて、実に魅力的なキレ者だと思いました。そんな人に撮ってもらったバケイションですが、注目すべきはdr小杉の瞳のアッ プと突然表れるビーチ。この2つが物語のメタファーとして機能しています。象徴みたいなものですね。そして今のストリート感もめちゃくちゃ意識しました。
服装も派手過ぎず、シンプルな中にコンテンポラリーなニュアンスとハイソ感を注入しました。
これはアー写にも良く表れていると思います。とにかくすぐにでも観て欲しい魅力的なMVに仕上がったと思います。

 

——ジャケット画像もすごく素敵ですね。ご自身で描かれたという事ですが、なにか制作エピソード等があれば教えて下さい。

知らない方が多いと思いますが僕はペインティングアーティスト (画家)としても活動しています。
何メートルという大作を油絵の具を用いてよく描いています。ハグレヤギ自体もメンバー全員が武蔵野美術大学出身です。 今回はその側面をフル活用しました。 ジャケットに限らずアルバム全体の絵画や写真、デザイン全てハグレヤギで行ないました。
「アパート」のMVでこのジャケットの絵画は主人公が苦労の末、完成させた大作絵画として描かれています。
実際この絵画を完成させるために2ヶ月くらい描いたり潰したりを繰り返してやっと完成させました。
非常に思入れのある作品であります。「アパート」のMVはこの大作絵画一枚から物語が始まったのです。
MVの中でアパートで暮らす男女とこの絵画は僕の中で同じ存在です。
今でもこの絵を眺めていると、夢を見ながら夢と葛藤する男女の姿が甦ってきます。
アパートから居なくなってしまった彼女は今どこで何をしているんだろ?みたいな。
そんな絵の持つ間違う意味での側面、僕は大好きです。 絵画はただのものじゃないんだなと改めて実感しました。

山脇紘資絵画作品ホームページ 山脇紘資

 

——ズバリ「僕と、彼女のバケイション」の聞き所を教えてください。

とりあえず「アパート」と「バケイション」この2曲を聴いてもらいたい!
2曲ともYOUTUBEでMVで公開されています。

 

——その他、ライブ告知やPRなどあればどうぞ。

10月11日に下北沢デイジーバーにて「僕と、彼女のバケイション」リリースパーティがございます!
対バンには今年メジャーデビューしたGLIM SPANKYにRO69JACKで優勝した ププランドが出演します。
楽しいくないわけがありません! ただ人気のメンツなのでチケットに限りがあります。早めにハグレヤギのホームページ予約してくださいね。また、翌日には12日(日)には大阪で行なわれる、日本最大級のライブフェス MINAMI WHEEL 2014に出演します。
楽しみにしていてください。

 

——ありがとうございます。では最後に一言あれば、お願いします!

とにかくハグレヤギ「僕と、彼女のバケイション」を買って聴いてください。
新宿と渋谷、ライブ会場限定の販売となります!
買って損はさせないという言葉はこのミニアルバムの為にあるようなものですよ!

 

 

 

 

 

 

構成・文:SOUND POOL編集部

 

 

 

★新公開!!

 

NEW RELEASE

20140916-hagureyagi2_v

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NEW 2nd EP
「僕と、彼女のバケイション」

収録曲:
1. アパート
2. バケイション
3. サーカスが終わる
4. フューチャー!

リリース:2014年9月17日
レーベル:PORTRAIT
品番:PORT-2002 価格:¥1,000(税抜価格)+税
タワーレコード新宿店、渋谷店およびライブ会場で発売

 

LIVE

・10/11(土)下北沢Daisy Bar 「僕と、彼女のバケイション」 レコ発ツアーファイナル
出演 : ハグレヤギ/GLIM SPANKY/プププランド (神戸)
時間 : OPEN 18:30/START 19:00
料金 : 前売¥2,300/当日¥2,800

・10/12(日)MINAMI WHEEL2014 DAY2

・11/8(土)下北沢MOSAiC ” LILY MUSIC presents 『ハツカネズミと白い影 vol.5』 ”

 

OFFICIAL SITE

http://hagureyagi.com/

アーティスト募集バナー

official twitter



OFFICIAL FACEBOOK


3Dプリント
日本最大級インディーズ音楽情報サイトサウンドプールバナー広告

SOUND POOL.ch

Chapter line

GREEN EYED MONSTER

Rhycol.

硝子越しの暴走